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 日本にいたゾウ 
ナウマンゾウ  119 122 97
Palaeoloxodon naumanni 
フィギュア…野尻湖ナウマンゾウ博物館(1/35)  
CIMG4347_20080929001418.jpg              
<データ>
分類…ゾウ目 ゾウ科
生息年代…30万~2万年前
 

カンブリア紀オルドビス紀シルル紀デボン紀石炭紀ペルム紀三畳紀ジュラ紀白亜紀暁新世始新世漸新世中新世鮮新世更新世完新世

体長…5~6m
体高…2.5~3m
体重…4~5t
Image 
★Link(巨大動物図鑑

CIMG4348.jpg

 

<特徴>

 ナウマンゾウは約40万年前の氷河期から2万年前まで、日本に生息していたゾウの一種である。

 ナウマンゾウを研究していたナウマン博士にちなんで名付けられた。ナウマンは、ナウマンゾウをインドのナルバダゾウと同じ種類だと発表していた。これらが違うものだと発表したのは槙山次郎博士であり、(参照;学問のアルケオロジー) 槙山博士は、ナウマンゾウをアジアゾウのElephas属に分類した。しかし現在は、アフリカゾウのPalaeoloxodon属に分類されるのが一般的なようである。
 
 ナウマンゾウは、現在生存している、アジアゾウアフリカゾウとは全く別のゾウで、マンモスとも異なる。
 ナウマンゾウは、日本列島が大陸と陸続きだった頃に、大陸から渡ってきて、日本各地に生息していた。
 ナウマンゾウのもっとも特徴的なのは、ベレー帽のようなでっぱりのある頭蓋である(下写真参照)。鼻の付け根の穴が高い位置についていて、左右の牙が外側にむかっているのも特徴。
 肋骨も現生のゾウと異なり、アジアゾウの肋骨は後ろの方が湾曲、アフリカゾウのそれは前の方が湾曲しているが、ナウマンゾウの肋骨の湾曲は前後で大きな違いがないと言われている。
 また、牙も、アジアゾウアフリカゾウに比べると大きく、ねじれ曲がっている。見つかっている最大の切歯は2mを越えるものもある。

 ナウマンゾウが絶滅した理由はわかっていないが、バラバラにされたナウマンゾウの骨や、多く出土されるゾウ狩りの石器から考えると、当時の人類によって積極的に狩られていたことがわかる。その人類のオーバーキル(大量殺戮)によって絶滅した可能性は高い。
 日本には200万~500万年前にもシンシュウゾウアケボノゾウなどの古代ゾウも繁栄していた。これらはナウマンゾウの直接の先祖でなく、ステゴドン類の一種である。


<ゾウの進化(見にくい

約5000万年前―                ?
                          |      \ フォスファテリウム
約4000万年前―               フィオミア    モエリテリウム(メリテリウム)
                           |
約2500万年前―          ゴンフォテリウム     
                  /     |     |      |     \
           メリディオナリスゾウ プラフニンフゾウ                 ステゴドン科                                                                   |          |                     
(シンシュウゾウ)
             マンモス       ↓         ナウマンゾウ               (アケボノゾウ)
                                                   アジアゾウ                    アフリカゾウ
                       






<化石・写真>

CIMG3795.jpg
館内の復元模型

CIMG3702.jpg
国道沿いにある復元模型

CIMG3711_20080929000904.jpg
骨格

CIMG3759_20080929001041.jpg

頭蓋(6アジアゾウの頭蓋

CIMG3715_20080929001814.jpg

2mを越す巨大な牙(左切歯)

CIMG3720.jpg
ナウマンゾウの臼歯
(野尻湖ナウマンゾウ博物館)

★☆★☆★☆★★★☆★☆★☆★★★☆★☆★☆★★★☆★☆★☆★★
<フィギュア>
 野尻湖ナウマンゾウ博物館に売っていたもの。
 「売ってるわけないだろなぁ」とおもいつつ行ったら"1/35"フィギュアが売っていた。
 他にももっと小さいもので、いろんなゾウのフィギュアが売られていた。
 シンシュウゾウ、アケボノゾウの"1/35"スケールフィギュアもどこかに売ってないだろうか。
 熊本市立熊本博物館滋賀県立琵琶湖博物館多賀町立博物館狭山市立博物館、作ってください。お願いします。買いに行きますので。

 

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ナックル歩行をした巨大哺乳類
カリコテリウム  119 122 97
Chalicotherium
フィギュア…Bullyland
CIMG9045.jpg 

<データ>
分類…哺乳類 奇蹄目 カリコテリウム科
生息年代…2500万~1800万年前
カンブリア紀オルドビス紀シルル紀デボン紀石炭紀ペルム紀三畳紀ジュラ紀白亜紀暁新世始新世漸新世中新世鮮新世更新世完新世
体高…180~260cm
体長…200~400cm

Google image
Youtube


<特徴>
 
カリコテリウム類は、4500万年前に中央アジアに出現した。ウマやサイに近い動物である。その姿は、ゴリラの体型の馬のように描かれる。
前脚が後脚よりかなり長く、前足の大きな爪が内側に直角にまがっていたため、ゴリラのようなナックル歩行をしたらしい。
 歯には磨耗の跡がほとんどないことから、かぎ爪を利用し、やわらかい歯や新芽をむしって食べたり、地下茎をほって食べたりしていたようだ。 足は速くなかったので、ヒアエノドンのような肉食獣に捕食されやすかった。 
 アンキロテリウムは、カリコテリウム類は500万~200万年前ほどまで生き延びた種だが、カリコテリウムのようにナックル歩行はしていなかった。

 

★☆★☆★☆★★★☆★☆★☆★★★☆★☆★☆★★★☆★☆★☆★★

史上最大の陸生哺乳類
インドリコテリウム   119 122 97
Indricotherium
 フィギュア…PaleoCraft (1/45スケール、未塗装)
CIMG8410_picon000.jpg  
<データ>
分類…奇蹄目 有角亜目 サイ科
生息年代…3000万~2500万年前(漸新世中期~中新世前期)
体高…7m
肩高…4.5~6m
体長…8~10m
体重…15~20t
Google image
Youtube


<特徴>
 現在、最も大きい陸生哺乳類はアフリカゾウであるが、太古には、そのアフリカゾウの3倍もの大きさの哺乳類がいた。インドリコテリウムである。体高もキリンを上回り、約7mほどもあった。 
 かつては30tと見積もられていたが下方修正された。インドリコテリウムはサイの仲間であり、サイは、もともとウマに似た高速疾走型動物で、その体型を保ったまま巨大化したという。
 インドリコテリウムの他にもバルキテリウム、パラケラテリウムという似たような巨大哺乳類の化石も中央アジア各所から見つかっているが、インドリコテリウムと同一の種なのかはわかっていないようだ。
 中新世は、
テチス海が消滅し、地中海が形成されつつあったり、ヒマラヤ山脈が隆起しつづけた結果、インダス川の逆流減少がおこったり、と変動の時期であり、そのような大地の変化をうけて世界の平均気温も2~4度下がったと時代だった。この無敵を誇ったであろうインドリコテリウムも植生の変化に対応できず絶滅したと言われる。
 「ウォーキングwithビースト」では、同種での争いはキリンのように長い首でたたきあい争ったように描かれていた。

<写真>
CIMG3712.jpg CIMG3711.jpg CIMG3718.jpg
国立科学博物館
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ネコ科に先駆けて地上を席巻した肉食動物
ヒアエノドン   119 122 97

Hyaenodon
フィギュア…AAA
CIMG9034.jpg 
<データ>
日本語訳…ハイエノドン、ヒアエノドン、ヒエノドン、ハイエノドント
分類…肉歯目 ハイエノドン科
生息年代…4100万~2500万年前
体高…140~170cm
体長…120~300cm
体重…5~15kg(最大種は230~500kg)
Google image
Youtube

<特徴>
 現在、最も繁栄している肉食獣はネコ科、イヌ科などの食肉類であるが、太古には別の肉食獣のグループ…ヒアエノドンを含む肉歯類が繁栄していた。
 キツネ大のものから、人間の体高を上回るサイズのものまで多様にいた。小型のものは夜間に集団で狩りをしたようだ。
 恐竜の絶滅後、最初に生態系の頂点に君臨したのはディアトリマなどの巨鳥であった。ディアトリマ繁栄の時期、雪で閉ざされていたベーリング海峡が温暖化になり、行き来が可能になった。唯一巨鳥のいないアジアで進化を重ねてきたヒアエノドンは、そのベーリング陸橋を渡り北アメリカ大陸に渡り、ディアトリマを数で圧倒しこれを滅ぼしたと言われる。
 ヒアエノドンは3400万年前におきた小規模の絶滅をも切り抜けたが、やがて、さらに足が速い有能なハンターである食肉類との競争にやぶれ絶滅してしまった。
 
地球大進化(第5集)で登場するハイエノドントというのは、ヒアエノドン(英語読みでハイエノドン)の誤訳だろう。ここに登場するのは体重5kg程度の小さな種のものである。

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<フィギュア>
 フィギュアは、もともと1/20スケールなので大きいが、体高が成人男性くらいの高さの、Hyaenodon gigasという大型の種もいたようだ。
 AAAは他に絶滅哺乳動物としてはエンテロドンを出しているが、どうやら、BBCの『ウォーキング with ビースト』をモチーフにしているらしい。

ゾウの祖先
ゴンフォテリウム  119 122
Gomphotherium
フィギュア…ブリーランド(Bullyland)
 

ゴンフォテリウム






別名…トリロフォドン
日本語訳…ゴンフォテリウム、ゴムフォテリウム
分類…長鼻目 ゴンフォテリウム科
生息年代…2500万~200万年前

カンブリア紀オルドビス紀シルル紀デボン紀石炭紀ペルム紀三畳紀ジュラ紀白亜紀暁新世始新世漸新世中新世鮮新世更新世完新世

体高…250cm
体長…400~500cm
体重…4000~7000kg
Image

<特徴>
 現在のゾウの祖先をたどっていくと3800万年前のフィオミアにたどりつく。フィオミアはウマくらいの大きさで、頸は短く、長い顎に2対の牙を備えていた。
 体は頭部以外は現生のゾウとよく似ていたと考えられる。やがて、これら小型の古代ゾウは、大型のものに取って代わられる。そのひとつがゴンフォテリウムである。
 ゴンフォテリウムもフィオミアと同様、威嚇や戦闘用に使われたと思われる上顎の牙と、地下茎を掘り起こしたり、食物を集めるための下顎の牙を持っていた。鼻もフィオミアに比べると長くなっている。ゴンフォテリウムは非常に繁栄し、アフリカやアジア、ヨーロッパ、北米と広く分布したために、さまざまな学名がつけられた。日本でもセンダイゾウ、ミヨコゾウ、アネクテンスゾウが発掘されている。
 このゴンフォテリウムから現生のゾウをはじめ、さまざまなゾウ類が誕生したと考えられている(参照;古世界の住人)。



( 参考文献;恐竜大図鑑
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