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新潟の県鳥
朱鷺(トキ)  119 122 97
Crested ibis
Nipponia nippon
フィギュア…海洋堂
CIMG8527_picon000.jpg 


<データ>
分類…コウノトリ目 トキ科
生息年代…現代
体長…76cm
翼開長…1.3m
体重…1.5~2.0kg
Image
Youtube
★Link(朱鷺舞う空へ

<特徴>
 トキはコウノトリ目トキ科に属する鳥。
 1835年に、オランダの博物学者テミンクによって世界に紹介され、「Ibis Nippon」と命名された。Nipponと名付けられたのは学会で発表されたのが日本産の標本であったからである。
 かつては東アジアに広く分布していたが、19世紀後半から20世紀前半にかけて激減した。2008年8月現在、野生では中国
の陝西省洋県にのみ500羽ほど生息している。
 トキ科はくちばしの形により、トキ亜科とヘラサギ亜科に分けることができる。前者は、下方に曲がった長いくちばし、後者はしゃもじのような形状をとる。
 トキ科には23種あり、世界中に広く生息しているが、日本にはクロトキが稀に冬鳥として渡来するという。
 後頭部には長い冠羽がある。
 トキは繁殖期(1月~6月)は体の上部の色が灰色になる。これは、首筋から黒い粉状の分泌物が出て、それを水浴びなどの際に、自身ですりつけるためであり、羽毛が抜け変わるわけではない。このようなトキの羽の変色方法は鳥の中でも珍しいものであるという。
 繁殖期が終わると、羽毛が抜け変わり、全身が白くなる。トキの羽色は、いわゆる朱鷺色とよばれる美しい色をしている。

 飛翔方法もトキとサギ類は違い、サギ類は飛翔時に首をちぢめて飛ぶのが特徴である(参照;成城の動植物)が、トキは首を伸ばしたまま飛ぶ。
 また、トキは足が短いため、飛翔するときに尾の先から足が出ないが、クロトキは出る。
 トキの卵は、平均長径66mm、短径45mm、重さが70gで、灰色の地色に茶褐色の濃淡のある斑紋が散らばっている。

 ご存知のように、日本にいた野生のトキは絶滅し、現在、佐渡トキ保護センターで人工繁殖させているのは中国産である。
 日本のトキの変遷(Wiki参照)をまとめると…
 ・江戸時代…トキが多すぎて、田畑を荒らす害鳥として見られていた
 ・1925~1927…絶滅したと考えられていた
 ・1932~1935…佐渡全域で生息、約100羽
 ・1950…佐渡に24羽、隠岐のトキは絶滅
 ・1958…佐渡で6羽、能登で5羽
 ・1971…能登で最後の1羽が死亡、佐渡のみ
 ・1981…佐渡最後の5羽を捕獲し人工飼育開始
 ・2003…日本産最後のトキ、キンが死亡(36歳、人間でいえば100歳相当)
 
 1999年に日本産トキと同一種の中国産トキ、「友友」と「洋洋」が贈呈され、人工繁殖が開始される。同年に、「優優」が誕生し日本初の人工ふ化。2008年、現在では飼育数は100羽を越え、人工繁殖は順調に進んでいる。
 2008年9月25日、10羽のトキが放鳥される(ニュース)。


<参考>
朱鷺(トキ)と共生する里山作りが離島を救う


<写真>
 

CIMG1608.jpg

CIMG1609.jpgCIMG1613.jpg
トキの骨格
CIMG1602.jpg
(トキの卵)
CIMG1635.jpg
(クロトキ)
佐渡トキ保護センター


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<フィギュア>
 "1/35"としてはかなりでかいので遠近法を利用した

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始新世の地上を支配した恐鳥
ディアトリマ 119 122 97
Diatryma
フィギュア…海洋堂

ディアトリマ

 

 

 




<データ>
種名…ガストルニス
分類…鳥類 ツル目 ディアトリマ科
生息年代…5600~4100万年前

カンブリア紀オルドビス紀シルル紀デボン紀石炭紀ペルム紀三畳紀ジュラ紀白亜紀暁新世始新世漸新世中新世鮮新世更新世完新世

体長…175~220cm
体重…160~175kg、
Youtube
Image


<ディアトリマ類>
 恐竜の絶滅後、最初に生態系の頂点に君臨したのは哺乳類ではなく、ディアトリマなどの巨鳥であった。飛ばなくなった鳥は、体を早く大きくすることにそのエネルギーを使うことができたためだと考えられている。「よみがえる恐竜・古生物」BBC booksでは体重1tにもなったと書かれているが、そこまで大きかったのかはわからない。
 体系はダチョウに似ているが、それほど速くは走れず、大きなくちばしをもち、肉食性で小型哺乳類を捕食していたと言われる。また、ディアトリマ類は、現生鳥類のほとんどが含まれる新顎類に属する(ダチョウやキーウィは白亜紀に分岐した古顎類)。

 ディアトリマ等の巨鳥は、アジア以外の大陸で繁栄しており、哺乳類に対する淘汰圧は高かった。そのため、唯一巨鳥のいなかったアジアでは、哺乳動物が進化を重ねることができた。ヒアエノドン(ハイエノドン)類である。ディアトリマ繁栄の時期、雪で閉ざされていたベーリング海峡が温暖化になり、行き来が可能になった。
 ヒアエノドン類は、そのベーリング陸橋を渡り北アメリカ大陸に渡り、ディアトリマを数で圧倒しこれを滅ぼしたと言われる。
 もし、巨鳥が全大陸に生息していたら、哺乳類の繁栄はもっと遅れただろうと言われている。事実、3000万年も孤立していた南米大陸ではフォルスラコス類の巨鳥が40万年前で繁栄を続けていたからである。フォルスラコスはディアトリマと違い、足も速かったと考えられている。
 250万年前に南米大陸と北米大陸が陸続きになると、スミロドンのような大型哺乳類や他の優れたハンターたちが出現し、フォルスラコス類は彼らとの生存競争に負けたといわれている。



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<フィギュア>
 海洋堂のチョコラザウルスのディアトリマ。"1/35"としてはやや小さい。
 足がはまりにくく、すぐはずれてしまうので、接着剤で止めたら、簡単に折れてしまったので注意が必要である。ディアトリマは他にブリーランドが以前に出していたようだが、入手は困難であろう。


世界最大の鳥 
ダチョウ 119 122
Ostrich
Struthio camelus
フィギュア…ブリテン ダチョウ

ダチョウ

<データ>
分類…ダチョウ目ダチョウ科
生息年代…現代
体長…200~240cm
体高…200~240cm
体重…120~kg
速度…50~70km/h


<特徴>
 現在、世界で一番大きな鳥はダチョウである。
 ラクダのように首が長く太いので「駝鳥」と呼ばれた。
 アフリカのサバンナに生息し、飛べない代わりに時速50~70kmで疾走する。その秘密は足の2本指にある。指の数が少ないほど、地面に接する面が少なくなり、体重を一点に集中できるからである。
 ダチョウの卵は直系10cm、高さ20cm、厚さ2mmもあり、現存する鳥の卵では最も大きい。これは陸上生活をする上で、外敵から狙われても安全なようにするための工夫であろう。ライオンでもこの卵には歯がたたないという。
 
 ダチョウは草食動物で、繊維質を分解するための長い腸をもち、体が大きくなったと言われる。
 ダチョウは一夫多妻で、メスはオスより1.4倍も多く生まれるうえに、成熟期間がオスの半分である(オス4年、メス2年)。
 共同で巣を作り、みながそこに卵を産む。
 しかし、卵を温めるのは、最初に産んだダチョウの比較的高齢のメスのみである。
 そのメスは他のメスが産んだ卵も温める。もちろんボランティアでやっているわけではない。
 自分の産んだ卵は中央に、他のメスが産んだ卵はその周囲に配置して温めるのである。もし外敵に狙われても、自分の卵は無事ですむからだ。同様に、自分が産んでいないヒナも一緒に育てる。こうすることで、自分の子供が食べられる確率を少しでも減らしているのである。
 抱卵は外敵に狙われやすい危険な行為なので、一匹のメスが抱卵をするのは、すべてのメスが危険にさらされないうえでも合理的である。雛は産卵から約43日で孵化する。
 ダチョウの蹴りは強力で一撃でイヌの真っ二つにするという(参考;巨大動物図鑑)。

(参考文献;たけしの万物創世記生物の謎と進化論を楽しむ本

<写真>

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<フィギュア>
"1/35"スケールにこだわっているためブリテンを選んだが、造形・塗装に関してはシュライヒのダチョウのほうが遥かに優れている。
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